朝立ちの科学 〜朝立ちしないのは年のせい?〜
「最近、朝立ちしない」なんて聞くと、「もう年」とか「衰えてる」とか思ってしまいますよね。それが世間一般のイメージです。
でも、それって本当に正しいのでしょうか?
朝立ちの正式名称は「夜間勃起現象」
朝立ちの正式名称は、夜間勃起現象です。
「え?夜間?朝じゃないの??」
実は、寝てる間に勃起してるんですよ。ほぼ毎日。
寝てる間の勃起は、レム睡眠のときに起こります。
つまり、朝立ちというのは、【レム睡眠のときに目覚めた】ってだけなんです。
勃起とレム睡眠
睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠がありますよね。レム睡眠は、脳が起きてる状態で、夢をみるのはこのときです。ノンレム睡眠というのは、脳が寝てる状態で、一般的には【深い眠り】と認識されてます。
レム睡眠のとき、脳はペニスに「勃起しろ」という命令を出しているんです。この現象は、健康であれば生涯ずっと起こっていることです。
ちなみに、なぜ睡眠中にこんなことが起こっているのかは、わかっていないそうです。
私の勝手に、「毎日勃起させて、生殖機能を維持しようとしてるんだ!」って思ってます。【子を残すこと】は本能で、大切なことですからね。「しばらく使わないうちに、機能しなくなっちゃった!」では、人類が滅びかねません。
朝立ちについて さらに深い考察
さて、睡眠は90分が1つの単位だいうのは知っていますか?このうちの約70分がノンレム睡眠、約20分がレム睡眠です。若いほうがとレム睡眠の時間が長いみたいですよ。(レム睡眠は脳の発達に関係してると考えられています。新生児は、睡眠の半分がレム睡眠です)
レム睡眠の間は、ずっと勃起してるのかというと、そうでもないようです。『パンツの中の健康』によると、1回の勃起は5〜15分程度だそうです。年代によってレム睡眠の長さが違うと考えると、「レム睡眠のうち、半分くらい勃起してる」と考えてもいいかな?
ちなみに、『男の性を鍛える本』には、
「8時間の睡眠中、20歳で5時間、60歳で2時間くらい勃起現象が起きている。」
「しかも、この真夜中の勃起は、その勃起度たるや、自分の意志で勃起するときよりもはるかに高く、まるで10代の頃を彷彿させるような固さ」
と書かれていますが、ちょっと大袈裟でしょう。
8時間の睡眠なら、レム睡眠は5回です。20歳なら 15×5=45分、60歳なら 5×5=25分というところでしょうか?
硬さも、夫が寝てるときに確認してみたところ、普通くらいの硬さでした。でも、60歳になってもこの硬さならすごいのかも?(夫は30代)
『パンツの中の健康』の著者は医師で、5〜15分というのも研究報告にもとづいたものなので、こちらのほうが正しいでしょう。この本には、硬さについての記述はなかったです。
朝立ちのまとめ
朝立ちというのは、レム睡眠中の「勃起命令」を出してるときに目覚めただけ。
「朝立ちしない」ことと、「衰え」「年」をむすびつけるのは間違い。
若い頃によく朝立ちしたような気がしてるのは、若い頃の方がレム睡眠が長いから。
でも、やっぱり体調が悪いと朝立ちはしない。